虎キチCLUB
39分遅れの試合開催も、今季10度目の完封負け

39分遅れの試合開催も、今季10度目の完封負け

投稿者:

雨が降り頻る甲子園、お隣ほっともっとフィールド神戸は早々に中止決定。それでも39分遅れで無事開催にこぎつけたところまでは阪神園芸さんの面目躍如、でしたが・・・。3タテを目指したこの試合は、村上投手がまたも打線の援護に恵まれず今季10度目の完封負け(うち、村上が先発で4度)となってしまいました。

村上頌樹6勝5敗で前半戦終了、今季チーム完封負け10度のうち4度が村上先発時
日刊スポーツより)

<阪神0-4DeNA>◇13日◇甲子園

阪神村上頌樹投手(25)が、唇をギュッとかんだ。

両軍無得点の5回表。DeNA無死一、二塁から「8番捕手」山本が犠打を敢行してきた。次打者が投手石田にもかかわらず、だ。

「投手が打者って感覚にはなっていない。普通に、野手が(打席に)立っていると思って投げたので」

1死二、三塁。心に隙はなかったが、石田に149キロ直球をはじき返された。中前2点適時打で先制点を献上。「打たれたのは仕方ないけど、そういう場面を作ってしまったのが悪い、そこだけ」と表情にも言葉にも悔しさがにじみ出た。

6回2死一、三塁では7番京田に147キロを捉えられ、中前適時打を浴びた。岡田監督は「ピッチャーに7番やろ。下位打線で、バッと力入れた時に高め浮いたりするなあ」と勝負どころでの制球を指摘。「いつも普通に投げてたら低めにいってるやつをなあ。2本ともタイムリーは高め、投げた瞬間やったもんなあ」とぼやいた。

DeNA戦は初先発。警戒していた同学年の4番牧は無安打に封じながら、伏兵に痛打された。ただ、6回7安打3失点にまとめ、雷雨により開始が39分遅れたゲームでも集中力は切れていなかった。チームは今季10度目の0封負けで、そのうち村上が先発時は4度ある。打線の援護にも恵まれず、5敗目だ。

 

これで前半戦ラスト登板を終えた。昨季まで0勝右腕が6勝5敗。「そこまで貯金をつくれなかったので、そこは申し訳ないですし、またやり直したい」。自己評価は決して高くないが、一時は「火曜日の男」を任され、虎の先発ローテの柱となった。防御率はセ・リーグ3位の1・97。プロ3年目。ここから真価を問われると分かっている。ファン投票「セ先発部門」1位で初選出された球宴を経て、勝負の後半戦に向かう。

————————————

阪神タイガースNEWSがてんこ盛り!
その他の記事は日刊スポーツで!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です