平田2軍監督から「本物」のアニキに『練習を見に来てよ!』とのラブコール。若虎たちにとっても、真摯に野球に向き合い続けたレジェンドOBの話はいい刺激になるはずです。ぜひ熱血指導をお願いしたいですね。
阪神・平田2軍監督が金本元監督にラブコール “偽金本”登場に困惑「本物はどうしてんや」
(デイリースポーツより)
「阪神2軍春季キャンプ」(2日、具志川)
2日目は雨も心配された影響で打撃を午前中に行うなどメニューを組み替えて練習。ブルペンでは岩崎が80球の熱投を見せた。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-天候が怪しかった。練習メニューを変えながら。
「午前中と午後と入れ替えただけで、こんな晴れると思ってなかったしね。日曜日でこんだけたくさんのファンが来てくれたんでね、外でやっぱり選手たち練習を、ね、見ていただくことができてよかった、よかったよ」
-ブルペンでは岩崎が80球。
「いや、やっぱりね、しまるな。岩崎がブルペンに入って、80球かな。力は入れてないにしても、やはりブルペンに岩崎が入ってるというね。若い選手、若いピッチャーにも、すごい、しまるよ。しまるし、重みがあるわな。で、テンポよく投げる。横で投げたり、いろいろ。若い選手たちもリズムがいいもん。やっぱりそういうね、今、ゲームがどんどん短くなっていく時代になっていかなきゃいけないところも含めてね。岩崎のああいう投げるテンポとかリズムとか、そういうところも非常に見てて気持ちがいいね。しまるし、重みがあるし、気持ちがいい」
-ブルペンの打席に野手も入った。
「だから、そういうトラッキングっていうブルペンに行って生きた球を見るということで。やっぱ新人のやつらでもね、岩崎の球を受けたりだとか、藤田が受けてたのかな。打席に立ったりだとかいう、まだ力は入れてないにしても、雰囲気ってあるね。岩崎にしかない雰囲気。そういうところを打席にね、立てたっていうのは、いい練習になったと思うよ。バッターもね」
-藤田選手に声をかけられていた。
「いやいや、球数何球投げたんやって言ったら80って言うから、えーって思って。途中でちょっと座って休憩してたから、終わったなと思ったら、またそっから投げ始めた。やっぱりね、彼にそりゃ練習や、そういうのはもう任せて。任せられる選手なんで。それにしても、2日目にやっぱりああやって、うん、80近く投げるっちゅうのは、やっぱりすごくね。ブルペンがしまるし、何回も言うけど」
-岩崎のような実績のある選手を若い選手も見たり受けたりできる。
「そらキャッチャーの構えたとこに投げるんだもん。いい音鳴らすよ。そうでしょ?やっぱり若い子はバラついたり色々まだするけど、岩崎の場合は構えたところに、ほぼこの2月2日のこの時期でもちゃんとそこに投げるやん。そういうところもね、なんて言うかな、キャッチャーも楽だと思うよ。構えたところ投げてくれるし、岩崎の球を受けれるし、というところでは」
-ブルペンでは森木にも声かけ。
「あー、森木は昨日からいい。今日も矢野さんがね、来てくれてたね。森木はやっぱり矢野監督の時に取った選手で、1年目から矢野監督がいい時知ってるから。ちょっと見といてよって言ってお願いして。あと西純矢が、昨日ちょっとあんまり良くなかったから、お願いしたんよ。矢野監督も純矢のこともずっと監督で見てたからね。そうやって、矢野さんとかね、今日、糸井さんも臨時コーチで来てるわけでしょ。次のクール、赤星さんも来る、顧問も来るということで、やっぱり(球団創設)90周年オール阪神で。いろんなアドバイスというか、どんどんこちらからもお願いするけど。金本さんは来ないな。書いといてくれよ。アンバサダーでしょ?彼。アンバサダーなのにどうしてんだろうと。今日偽物の金本(カネモッチ)が来てたね。偽物の金本が来て、本物の金本さんは何をしてんねんと」
-書いて逆効果にならないか。
「ならないよ。偽物の金本さんが来てたから、『あー、カネが来てくれた』と思ったら偽物や。本物の金本はもう次のクールぐらい来るんじゃない?期待してるって書いてしといてくれ。発信しといてくれ。偽物が来て、本物はどうしてんや言うて」
-新外国人のコンスエグラは。
「次の、明日からはバッティング回りにも入るから、彼、移動日なしで羽田から来てね、長いフライトで、来てたんで、この2日間、1クールはいいって言ったんだけど。だから練習、どういうメニューをするのか。あのジーン(アルナエス)の方は、内野の方は秋季キャンプも経験してるから、ある程度日本の。それはやっぱり環境も違ってね、言葉も通じなくて寂しい思いするところで、こんな長い練習っていうなると、大変だと思ってね。1クール見学とか、いろいろちょっと体を慣らす意味でいいんじゃないっちゅう話をしてたけど、明日ちょっとバッティング回りに入りたいっていうし、今日も全員ノック入って、意欲的に、やっぱりやりたくてうずうずするぐらいでちょうどいいんじゃない。でも、いいスイングしてるよ」
-今日はティー打撃。
「いや、アナリストに、聞いてもバットのヘッドスピードは佐藤輝に負けないぐらいのヘッドスピードだっていうし、あの、でかいあれね、スローインも感じいいし、サンタナみたいにならんかなと思ってんだけど。ちょっとそういうイメージで、サンタナみたいになってくれないかなと思ってティーを見てたけど、いいスイングしてるよ」
-明日から楽しみ。
「うん。明日はどういうね。まあ、明日と明後日は体をそういう、一緒に入ってならすというところだと思うよ。このクールはね」
-今日もアルナエスの打撃練習にかじりついて見ていたり意欲的に。
「いや、彼らはもちろん、今独立リーグから入ってきてる子も含めて、(背番号が)3桁の選手たちはみんなね、ハングリーだし、こんな環境でやれるという今喜びを、今年ドラフト入ってきた選手たちも含めて感じてるんでね。やっぱりそういう姿勢っちゅうのは、若い選手、なんちゅうの、2桁の子もね、見習わなあかんし、それに負けちゃいかんしな」
-ルーキーも工藤、早川がブルペン入りしたり順調。
「いやもう、順調に来てるんじゃないですか。焦らずということだけど、そうも言ってられない。やっぱり2月のキャンプに来ると。周りでどんどんどんどん、みんな仕上げていくんだから。それはもう覚悟の上だろうけど、順調にピッチャーも野手も。椎葉がちょっと目に当たって、昨日せっかく良かったんだけど、一日だけ安静にしていれば大丈夫みたいだけどね」
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