クリーンナップの一角を担い、打率3割を目指す森下選手が新たなバットを作ろうとしています。選んだのはかのピート・ローズが使っていたとされるずんどう型のバットでした。大切な商売道具を新調し、ヒットを量産してほしいですね!
目指すは4000本?森下翔太が異例すぎるこん棒バット導入へ
(日刊スポーツより)
目指せ4000安打? 阪神森下翔太外野手(23)が異例ずくめのバットを発注した。22日、岐阜県養老町にある契約メーカー・ミズノのバット工場を初めて訪れた。打率3割、20本塁打を2年目の目標に掲げる若虎が、新相棒にこだわりを詰め込んだ。
工房に飾られた歴代名選手のバット。数十本の中からある1本を手に取った。「こんな感じでお願いしていいですか?」。なんと、メジャー最多4256安打のピート・ローズの実使用モデルだった。
現代のバットとは一見して異なる形状。グリップエンドが極めて小さく、打球部からグリップへの湾曲がゆるやかな「ずんどう形」。森下はローズがどんな選手だったか知らずに選んだが、常識も度外視した。
さっそくティー打撃で試し「いいですね」と笑みを浮かべた。第一に求めたのは操作性。理想は小手先ではなく、体全体で打ちにいくスタイル。それを実現するために最適な形を探ってきた。そして異例の極小グリップエンドだ。「ほぼないので、短く持っているのと変わらない。引っかける動作が減るので、より体幹を使っていけるかな」。こともなげに話した。
全体の重みは増し、重心も手元寄りになった。形状は中距離ヒッター向きだが、1センチ長い86センチにしたことで長さ、重さの分だけ飛距離も確保されるという。波が大きかった1年目は打率2割3分7厘、10本塁打の成績。「3割、20本」を目指すにはうってつけだ。今回は880~910グラムの4種類を試しに発注した。
「バットは商売道具。もっと自分に合ったものがあるんじゃないかと思って。今の体や筋量とかに合ったバットを見つけられたらと思っています」。もちろん実打して最終決定するが、バット選びに森下の意識の高さが表れていた。
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