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猛虎打線、全開!森下が今季初の猛打賞で牽引

猛虎打線、全開!森下が今季初の猛打賞で牽引

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前半戦、貧打に苦しみ続けたチームの姿を忘れてしまう程、連日打ちまくっての快勝!甲子園で“ウル虎の夏”緑ジャージーに染まったスタンドも大きく揺れました。猛虎打線の中心にいるのは森下選手。この日も猛打賞の大活躍で勝利を手繰り寄せてくれました!

森下翔太、初回V打「昨日から1打席目に集中していました」今季初猛打賞で3連勝導く
日刊スポーツより)

<阪神7-3中日>◇27日◇甲子園

貧打よ、さらば! 阪神が先発野手全員安打の2ケタ安打7得点を積み重ね、球宴ブレークを挟んで3連勝を飾った。

前日26日に101打席ぶりのアーチを架けた3番森下翔太外野手(23)が1回に決勝打を放つなど、適時打2本を含む今季初の猛打賞と大暴れ。3戦連続のクリーンアップ打点そろい踏みに導いた。チームは4カードぶりのカード勝ち越しで2位広島に1・5ゲーム差。得点力不足に苦しんだ前半戦の雰囲気を吹き飛ばしつつある。

前夜の悔しさを晴らしたかった。森下翔太はこの日のファーストストライクに「全集中」していた。

初回1死二塁、1ボールからの2球目。中日メヒアの甘く入った直球を強振した。弾丸ライナーが左中間へ走る。遊撃手の龍空は両手を上げたもののジャンプを諦めた。あっという間の先制劇。耳をつんざく大歓声が甲子園を揺さぶった。

「昨日が終わった時点から1打席目に集中していました」

前日26日は7回、自身101打席ぶりの1発を放っていた。一方で1回1死二塁では空振り三振に倒れていた。一夜明け、試合前の打撃練習では場面を想定して打ち込んだ。準備の成果を同じ場面で結果につなげ、「今日はノリノリでいける!」と勢いに乗った。

1点リードの3回1死一、二塁では再び左前適時打。この回5安打4得点の猛攻を呼び込んだ。5回にも左翼への二塁打で佐藤輝、大山の適時打をお膳立て。今季初の猛打賞を決め、チームを球宴ブレークを挟んでの3連勝に導いた。

昨年は新人ながらリーグ優勝、日本一に貢献した。年末年始は神奈川の実家へ。だが、リフレッシュ期間は短かった。例年より早く1月4日からジム通いを再開。朝8時の通勤電車に乗り、約1時間かけてジムに向かった。帰宅は夜6時過ぎ。さらに「通う時間がもったいない」とホテル泊も選択した。5泊ほどのホテル暮らしを1カ月間で2回ほど敢行した。

「練習したかった。バッティングも、いろんな面でも、もっともっとうまくなりたいと思ったので」

そんな一心不乱な息子に、母ゆりさんも「職業としてやっている以上、きっちりやらなきゃというのは伝わってきました」と目を細める。野球少年のような貪欲で真っすぐな思いが今、背番号1を支えている。

3試合連続安打。前半戦から辛口続きの岡田監督は「いや、まだまだと思うよ」と合格点こそ与えなかったが、「最初に回ってくるんでね。先に打ったもん勝ちじゃないですか」と試合後は納得顔だ。

打線は3番森下に導かれるように13安打7得点。21日広島戦で13安打12得点と爆発してから、前半戦の貧打がウソのように3戦連続5得点超えだ。クリーンアップ3人の打点そろい踏みも3戦連続。勝負強さが光る「お祭り男」が、猛虎の先導役となっている。

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