勝負の3連戦が、本拠地甲子園で始まりました。岡田監督は「3連敗でなければよし」と話していましたが、森下が豪快な先制弾を叩き込み、投げては先発の村上が8回途中まで1失点ピッチング。初戦を気持ち良く快勝!マジックはいよいよ「10」となりました!
阪神が森下10号弾&村上10勝でマジック「10」!笘篠氏「新人王は決定」
(BASEBALLKINGより)
3年目右腕のタイトル奪取に太鼓判
阪神は8日、本拠地・甲子園で行われた広島との首位攻防戦に4-1で勝利。2位・広島とのゲーム差を「9」に広げ、優勝マジックは一気に「10」となった。
打線は初回、苦手にしている広島先発・床田寛樹から3番・森下翔太が豪快な左越えソロを放ち先制。2回には5番・佐藤輝明が18号ソロをバックスクリーン右に叩き込むと、5回にも木浪聖也の適時打で効果的に得点を重ねて良く。
投げては先発・村上頌樹が7回までゼロを並べ、続投した8回は一死三塁から松山竜平に適時二塁打を浴びてイニング途中の降板となったものの、残ったピンチを島本浩也が無失点で切り抜けると、直後の攻撃で4番・大山悠輔が三塁線を破る適時二塁打。9回は守護神・岩崎優が危なげなく3人で締めて連勝を6に伸ばした。
危なげない試合運びが目立った中で、、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は初回に見事な先制パンチを浴びせたルーキー・森下に注目。
球団の新人では佐藤輝以来で史上6人目、右打者では岡田彰布現監督以来で43年ぶりとなるルーキーイヤーの2ケタ・10号を達成した23歳の奮闘ぶりには、出演した笘篠賢治氏も「本当に良いところで打ちますね」と驚き。
そのうえで、「新人だと前半戦は良くても、後半戦はデータも集められて苦しくなるんですが、森下の場合は後半戦の方が良くなっているイメージがありますね」と語り、シーズン終了が近づくにつれて活躍も目立ってきた特異な新人を高く評価した。
また、2ケタ・10勝目を掴んだ村上の投球についても「初回からマウンドを降りるまで、全く変わらない投球でした」と笘篠氏。
プロ3年目とは思えぬ落ち着きぶりを挙げたうえで、「コントロールに安定感があり、四球が圧倒的に少ない。その中でクイックでストライクを取ったり、捕手(坂本誠志郎)のサインに首を振って自分の投げたい球を投げるシーンがあったりと、自分で投球を組み立てられるクレバーな一面もある。本当に素晴らしいピッチャーだなと改めて思いましたね」と手放しで称賛した。
そこで番組MCの高木豊氏から“新人王”の可能性について聞かれると、「この試合で10勝を達成した時点で決定だと思っています」と断言。床田との直接対決に投げ勝ってリーグトップに浮上した防御率も含め、タイトル獲得にも大きな期待を寄せた。
若虎の躍動もあり、優勝マジックは「10」。18年ぶりの“アレ”に向けて、いよいよ秒読み段階に入った。
現時点での最短Vは14日の巨人戦(甲子園)。進撃止まらぬ猛虎から目が離せない。
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