ドラフト4位指名の町田選手が、指名挨拶を受けプロ入り後の抱負を語ってくれました。大きな体格に似合う壮大な夢を語ってくれました。186cm88kgの巨躯を活かして、甲子園で暴れ回ってほしいですね。
阪神D4位・町田隼乙、田淵幸一級のドでかい夢 レジェンドと同じ強打の186センチ捕手
(サンケイスポーツより)
田淵2世や!! 阪神からドラフト4位指名を受けたルートインBCリーグ・埼玉の町田隼乙(はやと)捕手(21)が30日、埼玉・入間市内で指名あいさつを受けた。強打が魅力のルーキーは、〝打てる捕手〟の代名詞、球団OBの田淵幸一氏(78)と同じ身長186センチ。大柄な体格を駆使し、佐藤輝明内野手(25)、井上広大外野手(23)と〝ドデカクリーンアップ〟を形成を思い描いた。
どこまでも白球をかっ飛ばしてくれそうな大きな体で、でっかい夢を打ち立てた。見上げるほどの身長は186センチ。目標は捕手で阪神のクリーンアップを担うこと。畑山統括スカウトらから指名あいさつを受けてプロ入りを実感し、町田が自らのアピールポイントを語った。
「キャッチャーを始めたときからバッティングが好きだったので、そこ(打てる捕手)を目指してやってきました。長身というところは一つの持ち味です」
埼玉では今季51試合に出場し、打率・323、5本塁打。球団も一番のセールスポイントと評価する打撃を生み出しているのが186センチ、88キロの体格だ。その身長は〝打てる捕手〟の代名詞、田淵幸一と同じ。通算474本塁打をマークした大スラッガーへと成長する素質は十分ある。
今季の阪神捕手陣は打撃面で精彩を欠いた。梅野が打率・209、坂本が同・223。12球団で唯一、捕手登録の選手が0本塁打でシーズンを終えた。DH制がないセ・リーグでは捕手の打力が落ちると、下位打線は迫力不足となり、得点力も低下してしまう。だからこそ、長打が打てる大型捕手が必要だった。
担当の吉野スカウトは「打撃が一番魅力。広角に打てるし、ホームランも狙える。今いる阪神の捕手に比べると、10数センチ大きい。パワーの部分も引けを取らないし、それを前面に出して、自分のプレーを確立してもらったらいい」と評価。抜群の経験値と守備力を誇る梅野、坂本のベテラン勢、若手の栄枝、中川らにスケールの大きな〝田淵2世〟町田が加われば、競争が生む相乗効果はさらに大きくなるはずだ。
「一番は目立てること。キャッチャーはやっぱり小さいイメージがあるので、大きくてキャッチャーということだけでも注目してもらえる」
幼少期から列をなせば最後尾が定位置。大好きな白米を食べまくり、中学3年間で23センチも背が伸びた。常日頃から当たり前のように操縦してきた大きな体。だから「動きが俊敏というところも長所なので、生かしていきたい」。パワーにスピードも兼ね備えた令和の〝打てる捕手〟を目指していく。
ドラフト指名時に掲げた目標は阪神の捕手としてクリーンアップを任され、試合に出ること。「そんなに簡単ではないけど、そこは目標にしています」。186センチは井上(189センチ)、佐藤輝(187センチ)に続いて虎の現役野手3番目の高身長。大きな野望にでっかい体で挑んでいく。
「その2人(井上、佐藤輝)の名前を聞くとやっぱり長打力が出てくると思うので、まだまだ勝てるものではないですけど、その背中を追いかけていきたい」
近い将来見られるかもしれない井上、佐藤輝、町田の〝ドデカクリーンアップ〟。新時代の虎にまた一つの大きな夢が広がった。
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