育成ドラフト1位で入団した工藤投手が、開幕1軍切符を勝ち取りました。ここはあくまでも通過点。1軍マウンドで結果を残す事にフォーカスして、努力を続けてくれるでしょう。“育成の星”として、独立リーグの他の選手たちにも希望を与えてください!
阪神・工藤が開幕1軍 育成入団新人では球団初も「想定外ではなかったです。そこを目指してきたので」
(スポーツニッポンより)
阪神・工藤が、育成入団新人としては球団初となる開幕1軍切符を手中に収めた。キャンプから最速159キロの剛球を武器にアピールを続け、7日には支配下選手契約を締結。さらに今春実戦で9試合連続無失点という圧倒的な成績を残し、文句なしの開幕ロースター入りを勝ち取ってみせた。
「目標にしていたところだったので、まずはうれしいですけど、勝負はこれからというのは分かっています」
その視線の先は、すでに近未来の戦いの日々に向けられていた。昨年、四国・徳島から育成ドラフト1位指名を受け入団。だが脳裏に思い描いていた未来予想図は、甲子園のマウンドで躍動する自身の姿だ。だから「想定外ではなかったです。そこを目指してきたので」と言う。開幕1軍はあくまで通過点だ。
「活躍している姿を見せたい。独立リーグにもいい選手がいるので、その架け橋となれるように頑張りたい」
これまではチーム内での競争。ここから、本当の戦いが始まる。そこで結果を出すことが、自らのためだけでなく、自身を育ててくれた“古巣”への恩返しにもなる。大きな期待と自覚を背負い、初のシーズンに向かう。
25日には岩崎主催のブルペン会に参加し、「ここからが勝負」とハッパをかけられた。工藤が秋田・明桜高(現ノースアジア大明桜)時代に指導を受けた輿石重弘監督は、静岡・清水東高時代の岩崎も外部コーチとして指導。“兄弟子”の言葉を、胸に刻みつけた。
28日の開幕へ向け、「ワクワクしています」と胸を躍らせた背番号24。そのサクセスストーリーも、幕を開ける。
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