育成ドラフト1位の工藤投手が、メジャー2球団との対戦で堂々のピッチングを披露し、開幕1軍入りが現実味を帯びてきました。育成1年目から新人王獲得となれば、これは前人未到の快挙です。ぜひ頑張ってほしいですね!
育成の星・工藤泰成 カブス相手に好投も慢心なし「全然大したことない」
(東スポWEBより)
〝虎の育成の星〟が開幕一軍へ向け秒読み段階に入っている。阪神の育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23)は19日、予定されたヤクルト戦(神宮)が降雨中止となったため全体練習で調整。オープン戦が残り3試合となった現在も一軍に戦力として帯同している。
工藤はキャンプからアピールを続け3月に支配下登録され、背番号24をゲット。15日のカブス戦(東京ドーム)ではハップから、18日のヤクルト戦(神宮)ではサンタナから三振を奪うなど頭角を現している。
オープン戦4試合に登板し2回2/3で無失点。打者10人に対し、4奪三振(奪三振率13・50)と結果を残し続けているが「成長はしていると思う。でも、全然まだまだ大したことないんで。やることもたくさんあるし気の緩みだけはないように」と慢心はない。
過去、育成選手で1年目から支配下登録され一軍で最も登板数を重ねた選手は中日・松本晋也投手(2022年育成ドラフト1位)。23年シーズン6月にデビューし36試合に登板している。2年目となった昨季は59試合に登板し2勝41ホールド、防御率1・33で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
工藤とて一軍に登録され、結果を残し続ければ可能性は無限に広がる。勝ちパターンでの登板、大事な局面での起用も藤川監督が想定しているかもしれない。もっといえば、過去に前例のない育成選手1年目からの新人王だって夢ではない。
「まだ何も決まってない状態なので3試合を悔いなく終えること。つまらないけがしないように」。謙虚かつ向上心の塊の豪腕に野球の女神はほほ笑んでくれるだろうか。
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