“神は細部に宿る”岡田監督が行う『意識改革』

“神は細部に宿る”岡田監督が行う『意識改革』

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勝つためには、どんな些細な点でも手抜きをしてはならない。これは勝負の鉄則です。状況は刻一刻と変わる、その情報をしっかりインプットしてプレーする。当たり前の事を当たり前に行う。強いチームとなるためには、徹底的な意識改革が必要なのです。

赤星憲広氏の指導で思い出した「シーツとの見えない連携」とダブる〝いい予感〟
スポーツ報知より)

【楊枝秀基のワッショイ!スポーツ見聞録】チームの歴史が生み出すシナジー効果へつながるか――。阪神の沖縄・宜野座キャンプで4日から臨時コーチを務めた赤星憲広氏(46)が優勝経験者のエッセンスを若虎に注入した。

 3日間にわたって古巣の後輩に走塁指導を行った同氏は最終日の6日も精力的だった。あいにくの天候で練習は室内となったが、近本、中野、植田、島田、熊谷の快足メンバーはもちろん、投手に捕手の梅野、主軸候補の大山、佐藤輝ら野手全員に走塁のキモを伝授。「伝えられることは伝えたつもり」と限られた時間で可能な限りの指導を尽くした。

 赤星氏を呼び寄せた岡田監督もご機嫌だ。「雨で全員見れたから良かったやん。そら盗塁の数とかだけやのうてなあ。走塁全般よ。そら絶対にプラスになるからなあ」と満足げだった。

 赤星氏の指導ぶりを見ていて、ふと思い出したことがあった。あれは岡田阪神が毎年、高レベルで首位争いを演じていた2005年以降のこと。ある練習日だったと記憶している。首脳陣からの要望もあり、甲子園の一塁ベース横の土を硬めにセッティングしようという動きがあった。

 これは現役通算381盗塁、1年目から5年連続で盗塁王に輝いた赤星のスタートの切りやすさに配慮した〝作戦〟だった。もちろん阪神園芸の高い技術があれば仕様変更は可能。だが、一部の土の硬さが変われば、イレギュラーなど一塁守備に影響が出る可能性もあった。

 ただ、当時の一塁手アンディ・シーツは涼しい顔で言った。「全く問題ない。分かっていれば、それに合わせて対処するだけ。赤星が走れば我々がスコアする可能性が高くなる。大歓迎だ」。さすがはメジャーで遊撃を守った名手だけのことはある。

 現在の虎でいえばどうだろう。走力の高い近本や中野らが足を生かし、一塁には守備力の高い大山が入る布陣。「赤星&シーツの見えない連携」とダブるような、なんだかいい予感がするのは気のせいだろうか。

 岡田監督はかねて「細かいこと、いろんなことがプレーに影響して、ほんのちょっとしたことで勝敗ゆうもんは変わるんやから」と野球の怖さを口にしてきた。野球の機微を知り、紙一重の勝負を勝ち切ってきたV戦士の存在。今キャンプでの〝赤星塾〟を糧にし、アレ(優勝)を実現できるかは虎戦士一人ひとりの意識にかかっている。

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