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守護神・岩崎が見せた覚悟。『サプライズ登場曲』に込めた想い

守護神・岩崎が見せた覚悟。『サプライズ登場曲』に込めた想い

阪神タイガースの抑えとして2025年シーズンを戦い抜いた岩崎優が、オフの契約更改で年俸2億円の現状維持でサインした。岩崎は今季53試合に登板し、31セーブ、防御率2.10という成績を残している。勝敗は1勝3敗、ホールドは8。阪神リリーフ陣の中でも、大切な最終局面を担い続けた一年であった。


開幕から守護神 53試合の登板履歴が示す役割

岩崎は2025年シーズン、開幕直後からリリーフ陣の最終局面を任されていた。3月29日の広島戦ではシーズン初登板をセーブ機会で迎え、その後もDeNA、中日、巨人などとのカードで、最終回または試合終盤に登板するケースが続いた。9回だけでなく7回、8回から登板した試合も複数あり、役割が「抑え」に固定されながらも、状況に応じて柔軟に起用されていたことが記録として残っている。

登板数は53。1試合の勝敗を決する立場で50試合以上に投げた投手は、チーム内でも限られている。31セーブという数字は、阪神が挙げた勝利の多くを、岩崎が文字通り“ゲームを締めるしんがりの役割”で終えたことを示している。


31セーブの裏側 試合記録に残る実戦の場面

岩崎の2025年は、単なる「数字」だけでなく、個々の試合結果にも爪痕を残した。
8月27日のDeNA戦では、複数イニングを投げてセーブを記録。
9月7日の広島戦では7回から登板してリードを守り切り、セーブが付いた。
9月26日の中日戦では、先発投手からバトンを受けて試合を締め、勝利投手として記録されている。

こうした登板はすべて公式記録に残っており、「31セーブ」という成績が、特定の一時期ではなく、シーズンを通じて積み重ねられた結果であることを裏付ける。

 

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防御率2.10 抑えとしての成績水準

NPB公式成績で岩崎の防御率は2.10
投球回数は51回以上。登板数・投球回ともに一定のボリュームをこなしながら、防御率を2点台に抑えたことは、抑え投手としてシーズンを完走した結果として高く評価できる。

登板数が多いリリーフ投手の場合、シーズン中盤以降に防御率が悪化する例も少なくないが、岩崎はシーズン終了時点でも防御率2点台を維持している。これは登板数が増えても成績が大きく崩れなかった事実を示している。


契約更改 年俸2億円の現状維持

11月20日、岩崎は球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸2億円で現状維持となった。
複数のスポーツ紙は、この更改が4年契約の最終年にあたることも併せて報じている。

球団から査定の詳細は公表されていないが、報道では「31セーブ」「守護神としての役割」が岩崎の実績として紹介されている。
本人のコメントとしては「リーグ優勝はうれしい」という言葉が伝えられ、チームの成績とともにシーズンを振り返った様子が報じられている。


数字が示す岩崎の足跡

岩崎の2025年を、記録として整理すると以下の数字が並ぶ。

これらはすべて公式記録上のもの。
2025年の岩崎は「抑えとして53試合に登板し、31試合を締めた」チームにとってなくてはならない存在であり、優秀な投手が揃うリリーフ陣を束ねるリーダーであった。


“サプライズ登場曲”に込めた想い

9月7日、リーグ優勝を決める事になったゲームで、岩崎がその覚悟を世に知らしめる事となった。
2−0と2点リードで迎えた9回、いつものようにクローザーとして出番が回ってきた岩崎は、なんと藤川監督が現役時代に使用していたリンドバーグの「every little thing every precious thing」をサプライズ使用。球場中が湧き立った。2年前の優勝した時も、その年に亡くなった仲間である横田慎太郎さんが使っていた、ゆずの「栄光の架橋」を使い、日本中が感動に包まれた事は記憶に新しい。

この曲を使って負けるわけにはいかない。自ら壮絶なプレッシャーを課し、そしてそのプレッシャーをはねのけて今回もしっかりリードを守り切って2年ぶりの優勝を決めてくれた岩崎の表情からは、絶対に負けないという心の奥底からの覚悟が伝わってきた。

勝負にすべてを賭ける男がいる。
こんな投手がいてくれるだけで、この球団の未来はどこまでも明るくなる。

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