“背水の陣”31歳の岩崎、不退転の決意を語る

“背水の陣”31歳の岩崎、不退転の決意を語る

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守護神として勝利の賞賛も、そして手痛い洗礼も経験した岩崎投手。激動の21年シーズンを終えて、今後の展望を口にしました。もう決して若くはない、1年毎が勝負の年。絶対的な守護神として、大活躍のシーズンにしてほしいですね。

阪神・岩崎が思い激白 大型契約も危機感「4年後はもう35歳。ふがいない成績で過ごせば、クビになる」
スポーツニッポンより)

阪神の岩崎優投手(31)が、本紙に塩対応ではなく思いの丈を打ち明ける企画「成し遂げる」で、今後のキャリアへの悲壮な思いを激白した。先月、今年4月に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使した上で残留を表明。4年総額8億円(金額は推定)の大型契約を手にしたものの、左腕が抱いたのは引退も覚悟する強い危機感だった。

 キャリアで初めて訪れた分岐点は“終わりの始まり”になる可能性すらある。岩崎は10月24日、今年4月に取得していた国内FA権を行使した上で残留を表明。ただ、球団と結んだ4年総額8億円の契約に頬を緩ませることはなかった。30歳を超えての大型契約。プロアスリートとして喜ぶべきことに見えても、左腕は180度違う捉え方をしている。

 「4年後はもう35歳ですから。ふがいない成績で4年を過ごせば、クビになると思っているので。4年後、場合によっては辞めないといけないと思っている。自分がいるのはそういう世界。家族にもそれは伝えましたね」

 球団が残留を発表する数日前、実家のある静岡を訪れて両親にも同じことを伝えたという。安住の4年ではなく覚悟の4年への静かなる“号砲”。外野の声にも珍しく敏感に反応し、語気を強めた。

 「4年が長すぎるとか、もう力は落ちてきている、ピークは過ぎたとか…そんな声を全部覆してやろうと今は思っていますね」

 感情を出さない男が一瞬だけ不敵に笑った。振り返れば、プロ9年目となった今季は紆余(うよ)曲折の1年だった。守護神としてスタートした助っ人・ケラーの不振で開幕早々にセットアッパーから抑えに配置転換。球団左腕の最多記録を更新するシーズン28セーブを記録するなどフル回転した一方、6敗を喫するなど、救援失敗で厳しい目にさらされたこともあった。

 「9回を任せてもらって、チームが勝てば喜びも違いますし、あれは良いものなので。リリーフでは一番のポジション。それを経験できたのはプラスになると思ってます」。プロ4年目を迎えた湯浅の才能が開花し、来季の守護神候補に挙がっている。背番号13の起用法は決まっていないが「ポジションにこだわりはない。勝つために力になれる場所で腕を振るだけ」と決意をみなぎらせる。

 岡田監督が指揮を執る新体制。ここにも危機感を持つ。「監督が代わった時は、今までチャンスがなかった人にチャンスが生まれる。自分の立場ならその逆ですよね。ダメなら居場所がなくなっていく。それは矢野さんが監督になった時も同じでした。結果を出して当然と思われていますけど、来年は結果を出さないといけないという気持ちは強い」

 現在は甲子園や鳴尾浜球場を拠点にトレーニングを行い、来季を見据える。「野球をやってきて東京五輪を除けば選手として優勝を経験したことは一度もない。求めるのはそこですし、個人のキャリアとしても大事な1年になると思ってます」。まだまだ成長、進化できる自信がある。“終わりの始まり”にはさせない。

 ▽岩崎のFA残留
 4月3日に国内FA権を取得。シーズン中から球団と複数回の交渉を重ね、10月24日にFA権を行使の上、4年総額8億円(推定)での残留を発表した。会見では残留の決め手を「(チームが)必要としてくださっていたのが一つの理由」とし、岡田監督の表現をまねて「絶対にアレ(=優勝)をして(ファンを)喜ばせたいと思います」と決意表明した。

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