前半戦、粘投も打線の援護なく白星から見放されてきた伊藤投手が、この日は相手投手・バウアーとの投げ合いを制しました。自らのバットでも2安打1得点と大暴れ。これで貯金は今季最多タイの「24」、優勝マジックは「26」となりました!
伊藤将司が完封8勝 バウアーには「三振を取るたびに盛り上がっていたので」とニヤリ
(東スポWEBより)
阪神・伊藤将司投手が20日のDeNA戦(横浜)に先発登板し、6安打完封で8勝目をマーク。サイ・ヤング右腕、バウアーとの投げ合いを制し、カード勝ち越しに特大の貢献をした。
ストライクゾーンの四隅を丁寧に突く制球力が際立った。イニングを投げ終える度に絶叫しながら地元ファンをあおったハマの黒船右腕とは対照的に、伊藤将は冷静なマウンドさばきで対峙する打者を淡々と料理。与えた四死球はわずか1。6回までは二塁すら踏ませぬ非の打ちどころのない投球だった。
試合後の左腕は「前回よりも丁寧に投げることができた。中継ぎ陣に負担をかけてばかりだったのでよかったです」と笑顔。「(バウアーは)なんか三振を取るたびに盛り上がっていたので(笑い)。そこに負けないように何とか投げました」と充実感を漂わせた。ここまで17試合に先発登板し、クオリティースタート数はリーグトップタイの15。防御率2・33と安定感が光る。
試合後の岡田監督も試合後の左腕を「大したもんや。今一番安定しているよ」と手放しで大絶賛。孝行息子の奮闘に表情をほころばせた。もはや事実上の虎のエースと呼んでも誰も否定しないだろう。
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