105%アップの出世を果たした石井投手が、さらなる進化に取り組みます。ボルダリングなどは、指の筋力を鍛えるにはもってこいなイメージですね。ケガをせずに1年間戦える身体を作ってもらいたいですね。
阪神・石井 異種トレで進化だ!キックボクシングやボルダリングなど着手 4200万円増8200万円更改
(スポーツニッポンより)
阪神・石井が6日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、4200万円増の大幅昇給でサインした。4年目の今季は自己最多56試合登板に加え、勝利4、セーブ1、ホールド30、そして10・73の奪三振率もキャリアハイ。被本塁打もゼロで、自己最高の結果が8200万円に反映された。
「ちょうど105%アップ。すごく満足しています。高年俸になって、やって当たり前のレベルも上がる。まずは50試合を目標に、同じ独立の高知を経験している藤川監督のためにも優勝に向けもっと頑張っていきたい」
かねて筋力に定評がある鉄腕。さらなる進化に向け、オフは神経や反応を意識したトレーニングを開始することを明かした。新境地を模索し「少し野球から離れてみようと」としたことを明かした。
特にボルダリングは巨人・戸郷がフォークを磨くために取り入れた記事を読んだことがきっかけで、指先の力を鍛える狙いがある。最初は湯浅とともに兵庫県内の施設で挑戦したが、「2時間の予定だったのに、1時間も無理だった」とハードな内容に改めて効果も実感。「三振は一番リスクが少ないアウトの取り方だから」とフォークの精度向上で、いっそう奪三振率を高める計画だ。また、キックボクシングでは「投げる動作はもともとパンチの感覚に近い」と腕の振りなどを強化していくもようだ。
9月に第1子となる長男が誕生。「おむつ代とミルク代の足しにしたい。球場で投げる姿を記憶できるまで頑張らないと」。新境地とともに、新たなモチベーションも来季の原動力とする。
▽阪神選手の異種目トレ
★体操 近本は22年1月にバック転とバック宙に挑戦。脳のイメージと実際の動きの差を埋める「コーディネーショントレーニング」の一環で、ヨガやサッカーなども実施。
★プロレス 佐藤蓮は23年1月、全日本プロレスに1日限定の入門。トップレスラーからケガをしない体づくりを学んだ。若手レスラーのドロップキックが顔面にヒットするアクシデントも。
★相撲 森下は24年1月、大相撲の高砂部屋に体験入門。朝稽古では四股に四苦八苦するも、股関節の使い方は野球の動作に通じると、練習に取り入れる意向を示した。
≪平田2軍監督が“援護射撃”≫
◯…大幅アップを果たした石井が、その裏に平田2軍監督の“援護射撃”があったことを明かした。「ポイントには表れない現場のことを、平田さんが査定担当に伝えて、石井と桐敷を上げてやってくれと言ってくださった。金額的にも満足しています」。前ヘッドコーチの思いやりにこうべを垂れ、「そう(お歳暮を送らないと)ですね」と笑顔を見せた。
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