井上広大が新打法特訓中!長距離砲でスタメン奪取へ

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6年目の飛躍が期待される井上選手が、ベイスターズの牧選手との合同自主トレで新打法への取り組みを行っている事を明かしました。。“現状維持”では進化できません。積極的にチャレンジして、レギュラー陣をおびやかす存在にまで成長してもらいたいですね。

阪神・井上広大、左足上げる打法に改造 DeNA・牧との合同自主トレ 〝師匠〟は「バッティングは下半身だと言っている」
サンケイスポーツより)

今季高卒6年目の阪神・井上広大外野手(23)が12日、鹿児島・鹿屋市でDeNA・牧秀悟内野手(26)らと行っている合同自主トレで左足を上げる新打法への手応えを明かした。今季2桁本塁打を目標にする右の大砲候補は、ノーステップを封印した打撃フォームを体に染み込ませている。持ち前の長打力を発揮し、チーム内の競争に打ち勝つ。

左足をゆっくりと上げ、バットを振り抜く。白球は防球ネットに力強い軌道を描いて突き刺さった。井上がノーステップ打法を捨てた。今季が高卒6年目。定位置奪取への覚悟がにじんだ。

「そこ(足を上げる打法習得)がメインです。毎年進化しないといけない。いろんな人の練習を見て、年々進化したり、変えたりしている。そういうところも含めて自分も挑戦していきたい」

この日は午前中から室内でDeNA・牧らとボクシングトレや琉球古武術の武器の一つである釵(さい)を使用し、体の使い方を再確認。午後はひたすら打撃練習を行い、フリー打撃でも鋭いスイングを披露した。

2023年シーズン途中からノーステップ打法で試合に臨み、昨季は23試合出場でプロ初本塁打を含む3本塁打を記録。ブレークの兆しをみせたが、「秋季キャンプ途中くらいから(足を)上げたり、いろいろ模索しながらやっています」と変化は恐れない。

一塁の守備位置で軽快にノックもこなしたが、定位置争いは大山という高い壁を越える必要があり、左翼は前川や豊田、新助っ人のヘルナンデスとの激しい競争が待つ。〝脱ノーステップ打法〟の狙いは「2桁本塁打は足を上げないと打てない」とキッパリ。自らの地位を確立するために現状維持を打破する。

師事する牧からは「すごい打球音だし、打球速度もあって言うことはない。自分よりも長打が打てますし、勝負強いところもある」と太鼓判を押された。一方で「形が崩れやすかったり、上半身だけで打っちゃうところもある。そこは下半身、体全身をうまく使いながら、無駄な力なく打てればすごくいい」と課題を指摘された。

井上は「(牧さんが)『バッティングは下半身だ』と言っている。下半身ばかり見ています」と貪欲に学ぶ姿勢を強調。ポジション争いに向けても「自分がやるべきことをやる」と静かに闘志を燃やした。合同自主トレでフォームを確立し、今季こそ定位置をつかむ。

 

★阪神・中川も初参加「右打者といったら牧さん」

今季高卒4年目の中川勇斗捕手(20)も合同自主トレに初参加。下半身を意識した打撃フォームで課題の変化球への対応力を磨いている。「右打者といったら牧さん。しっかり聞いてやっています。下半身を使うのが下手くそなので難しい。下半身(の疲労が)ヤバイです」と充実感たっぷり。牧から「映像を見たときに器用というよりも天才系。すごい面白い選手」と評された若虎。〝打てる捕手〟としてアピールする。

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