岡田前監督から、最後の最後まで“叱咤激励”を受けていたサトテルに対して、藤川新監督はどのようなコミュニケーションを図ってさらなる進化を求めるのでしょうか。課題の守備も、持ち味の長打力も、まだまだ磨きをかけてスキルアップできるはず!
佐藤輝明に「北風」だった岡田前監督 注目となる藤川新監督の〝主砲起用法〟
(東スポWEBより)
虎新指揮官のサトテル操縦法は「北風」改め「太陽」となるか――。阪神・佐藤輝明内野手(25)が20日にシーズン終了後初めて甲子園室内練習場を訪れ、来季から指揮を執る藤川球児新監督(44)について「理論的というか、そういう方じゃないかなと思います」と印象を明かし「(今オフは)負けたヤツの特権というか、練習できるのでしっかりやっていきたい」と意気込んだ。
今季は120試合に出場し、キャリアハイの打率2割6分8厘、16本塁打、70打点をマーク。球団史上初となる新人から4年連続の100安打&2桁本塁打を達成したが、リーグワーストの23失策を記録。5月12日の中日戦(豊橋)では敗戦につながる痛恨の失策を犯し、二軍降格を命じられるなど、守備で大いに課題を残すシーズンとなった。
今季まで2年間采配を振った岡田彰布前監督(66)は佐藤輝の拙守には「あれで終わりよ。もう、ええ、ええ。キャッチボールやからな」「(適時失策がなければ)ゲッツーやろ、そういうことやんか」など幾度となく苦言を呈した。
今季最終戦となった13日のDeNAとのCSファーストステージ第2戦(甲子園)後も「ちゃんと練習して、ちゃんと自分の打ち方も分かって、ちゃんと打てるヤツが、そういう大事な場面で1本打てるんよ。簡単に大事な場面でホームラン、打てるわけないっていうの。簡単に言い過ぎよ。簡単に勝ちますとか、打ちますとか」と最後の最後までゲキを飛ばした。
一方で、藤川新監督は佐藤輝が二軍調整中だった6月6日の楽天戦(甲子園)の解説で「なぜ、二軍にずっといるのか私は分からないですが。今のメンバーではその選手たち(佐藤輝、大山)がいないことを忘れるくらいの活躍をする必要がありますが、(そのメンバーらが機能せず)それだけ差があるということ」と岡田采配に疑問を投げかける場面もあった。
虎党の大きな期待を背負う中、今季は拙守で屈辱の二軍落ちも経験した背番号8。新指揮官は我慢の起用を続けられるのか注目だ。
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