高橋遥人が好投!見事な鯉料理で復帰後2勝目

高橋遥人が好投!見事な鯉料理で復帰後2勝目

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首位カープにこれ以上引き離されるわけにはいかない貴重な試合で、復帰後2度目のマウンドに立った高橋遥人投手が快投でチームを勝利へ導きました。豪快なピッチングは逆転優勝を信じて声援を送る虎キチ達に希望を与えてくれました。打線も上昇気流で、ここから勝ち続けたいですね。

阪神・高橋遥人がまた救った また広島に勝った 7回途中1失点で復帰後2連勝
サンケイスポーツより)

(セ・リーグ、広島1ー3阪神、20回戦、広島10勝9敗1分、23日、マツダ)さまさまですわ~。阪神は首位広島に3-1で勝利。左肘などの手術から復帰2戦目の高橋遥人投手(28)が七回途中1失点と好投し、自身2連勝。絶対負けられない3連戦の初戦を取り、4ゲーム差にジワリ接近した。負けたら、24日にも広島に優勝へのマジックナンバーが点灯するところだったが、帰ってきた左腕が救ってくれた!

快速球で見事に鯉打線をねじ伏せていく。かつて見た、無双する左腕のシルエットがあった。首位広島に挑む、負けられない3連戦。その初戦で高橋が七回途中4安打1失点と好投し、虎に希望を照らす白星をもたらした。

「大事な1戦目に投げさせてもらって、しっかりと試合を作るというのが目標だった。それができてよかったな、というのと、今日のほうがこの間よりもいつも通りの自分で投げられたかな、と思います」

左肘などの度重なる手術を乗り越え、復帰登板だった11日の広島戦(京セラ)では5回零封で3シーズンぶりの白星を挙げた。中11日の調整を経ての復帰2戦目。直球は糸を引くような軌道で女房役・梅野のミットに吸い込まれていき、打者のタイミングを外すために投球動作をゆっくりにするなど工夫も凝らしながら、五回までは1安打投球だった。3―0の六回には先頭の代打・中村奨に中前打を許したが、続く野間を投ゴロ併殺に仕留めるなど、この回までは毎回の7奪三振と圧倒してみせた。

七回には連打に大山の失策が絡み、無死満塁となったところで交代を命じられた。だが、後を託した石井がここを1失点でしのぎ、高橋自身も「かっこいいな。リリーフのみなさん、さまさまです。(石井)大智すごいな」と喜び爆発。その後も救援陣が勝利へのバトンをつなぎ、広島への返り討ちは成功で終わった。

 

首位広島の本拠地に乗り込んでの3連戦のアタマを取り、まずは4ゲーム差に縮めた。コンディション最優先の高橋はいったんは再び選手登録から外されるが、10日の間隔を空けても、残り試合で広島戦に2度登板が可能。あとはこの道の先に連覇の二文字があると信じ、逆転Vへ必死で戦い抜いていくだけだ。

前回登板では自力優勝の可能性が消滅する危機からチームを救い、今回も広島の最短24日での優勝マジック点灯を許さなかった。価値ある、鯉連倒だ。岡田監督も「コントロール良かったよなあ。球数がな、前回の5回(89球)と一緒くらいやったから」と、91球の快投を称賛した。

高橋のスマートフォンには、実戦で投球するいろいろな投手の動画が数多く保存されている。その理由は「いいピッチャーはどんな投げ方をしているのかなと思って」。同じ左腕で一流といえる松井裕樹(パドレス)らプロ選手のものもあるが、同郷・静岡県の先輩でもある岩崎の清水東高時代の映像も。参考にするために目を向ける材料にはコアなものも含まれる。もちろん高橋自身の映像もあり、手術前と現在の自分も見比べたりもする。あふれる進化への探求心は、ここまでの復活ロードでも大きな支えだった。

「すごく暑くて、ビジター(での登板)も久々だったんですけど、たくさんの応援のおかげでいい投球ができました。(今後も)しっかりと試合を作れるように頑張りたいです」

 

 

◉…阪神が勝利したため、首位・広島の優勝へのマジックナンバーの最短点灯は25日になった。24、25日に阪神が広島戦(マツダ)に連敗し、2位・巨人が中日戦(東京ドーム)に連敗すると、広島にマジックナンバー「27」が出る

◉…高橋はマツダスタジアムで5年ぶり3度目の先発登板で初勝利。2019年8月2日(●0-7)は5回⅔で7失点(自責点6)、9月6日(●3-6)は4回6失点でいずれも敗戦投手になっていた

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