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原口が665日ぶり復帰弾!泥沼連敗ようやくストップ

原口が665日ぶり復帰弾!泥沼連敗ようやくストップ

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コロナ感染で離脱となった大山や中野ら主力選手の“代役”として出場していた原口が、実に2年ぶりとなるホームランを打ってくれました。ロハスにも豪快な3ラン、サトテルのダメ押し打とこの日は猛虎打線が久々に爆発。先発の西純矢も勇気ある好投で大勝を呼び込みました。真夏の悪夢は8連敗でようやくストップ。さあ、逆襲や!!

原口文仁5番起用応え2年ぶり1発「何とかしたい一心」不屈の意志で苦況はねのけた
日刊スポーツより)

<ヤクルト2-10阪神>◇18日◇神宮

必死のグッチ弾で脱出だ~! 阪神が18日のヤクルト戦(神宮)で10得点快勝。ドロ沼の連敗を8で止め、4位タイに浮上した。

3点リードの4回には原口文仁内野手(30)が自身2年ぶりの1発となる1号ソロ。「一番気持ちのある選手」と期待する矢野燿大監督(53)の5番起用に応え、虎党のうっぷんを晴らす大勝を呼んだ。

 

原口は久々のダイヤモンド1周を味わうように、ゆっくりと走った。20年10月22日以来、2シーズン665日ぶりの本塁打。左翼スタンドからの虎党の拍手が、身に染みた。

「なかなか勝てなかったですけど、心の中でみなさんの声援がすごく伝わっていた。なんとかしたいっていう一心でした」

3点リードの4回先頭。サイスニードの初球138キロカットボールを捉えた。打った瞬間それと分かる勢いで、左翼席へ突き刺した。自身初の「虎メダル」は表彰状仕様。みんなが祝福してくれた。

昨季は16年に支配下登録されて以降、初の本塁打ゼロ。出場機会を求め秋季練習から外野も守り、今季から捕手登録を外れた。不退転の覚悟で臨んだプロ13年目。「試合に出たいというのが一番」。スポットライトを浴びる日々に、飢えていた。

2軍鳴尾浜球場で基礎の基礎から固めた。田中コーチが手で転がしたゴロを、腰を落としてひたすら捕球する地道な練習が全体練習前の日課。コロナ禍で2軍施設は無観客が続く中、3年目遠藤、2年目高寺ら一回りほど歳の離れた後輩と誰も見ていないグラウンドで汗を流してきた。

「ファームでスタッフの皆さんに手伝ってもらって、アドバイスをもらって今、ここにいる。そういうところで本当に、やっぱり感謝ですよね」

こんがり小麦色に肌が焼けた背番号94は、6回にも二塁打を放ち今季初マルチ安打。14安打10得点快勝を導き、連敗を8で止めた。3月上旬には下肢のコンディショニング不良で約1カ月戦列離脱、6月中旬にはコロナ感染…。3年前の19年、大腸がんを乗り越えて1軍の舞台に戻ってきた不屈の男は、全ての逆境をはねのけ輝いた。

19日からは4位で並ぶ巨人との3連戦。コロナ感染から大山が復帰予定で、2試合連続務めた5番から外れ代打待機が濃厚だ。矢野監督は「フミにはここぞって時にいってもらう」と期待する。18年に球団の代打安打記録に並ぶ23安打を放った「代打の神様」は「まだまだ上を目指せるところにいると思うので、目の前の一戦をチーム一丸で戦っていきたい」。逆襲の虎に、頼もしい男が戻ってきた。

◆原口はい上がりメモ 金本監督就任1年目の16年4月27日に支配下へ復帰し、巨人戦で即日1軍昇格。5月には打率3割8分で育成経験の野手としては球界初の月間MVPを獲得した。18年には代打で08年桧山進次郎と並ぶ球団記録のシーズン23安打をマーク。だが、19年1月に大腸がんが発覚し、手術。抗がん剤治療を経験し、同年6月4日に1軍復帰を果たした。同9日日本ハム戦(甲子園)ではサヨナラ打を放ち、お立ち台では「みんな、ただいまー!」と絶叫。今季からは出場機会を求めて内野手登録に変更し、内外野に取り組む。

▼阪神が10得点。今季の2桁得点は7月13日巨人戦(甲子園)での13得点以来、5度目。ヤクルト戦では4月24日神宮での11得点以来。

○…3試合ぶりに4番に戻った佐藤輝が7回に技ありの2点適時打を放った。2死満塁からヤクルト今野の外角低めフォークをうまくひろい右前へ運んだ。6点目、7点目となりダメ押しとなった。「点差に関係なく、とにかくしっかり自分のスイングをすることを心がけた。いい形で追加点を取ることができてよかった」。3試合連続安打と調子も上向いてきた。

 

○…ロハスが3回に値千金の先制8号3ランを放った。ヤクルト先発サイスニードの151キロを豪快に右翼ポール際上段へ。ヤクルトからリクエストも、判定は変わらなかった。「打った瞬間、本塁打だと思った」。新型コロナ陽性のため離脱した大山の代替選手として昇格後、打率3割7分9厘(29打数11安打)、4本塁打、9打点。「自分も思った結果が残せていない中で、チームのために本塁打を打つことができてよかった」と笑顔。残り試合も大暴れが期待できそうだ。

○…島田が7回2死一、三塁で左前適時打を放ち、一挙5点のビッグイニングに導いた。外角を逆らわず左前へ。「(狭くて)何があるかわからない球場なので、取れるだけ点を取っておきたいと思っていた。追い込まれていたが、しぶとく食らいつくことができた」。今季5度目の猛打賞をマーク。8月は打率3割7分7厘と、好調を維持している。

○…坂本が7月13日巨人戦以来のスタメンマスクで投手陣を引っ張った。新型コロナウイルスで離脱してからは初。矢野監督は「持ち味というか、丁寧にというか、いろんな配慮しながらというのはできる捕手なので。そういう誠志郎らしさは出た試合だったと思います」と評価した。打っても5月28日ロッテ戦以来となる今季3度目のマルチ安打をマークした。

○…矢野監督は連敗を8でストップさせホッとした表情だった。「『これで』ってところまで、まだ来られてないかもしれないけど、自分らで引き寄せるしかないんでね。今日のこの1勝から」と、流れを変える起点とする。巨人と同率4位だが、2位DeNAとは5ゲーム差。「残りの試合、まだまだ上を目指せる位置にいるので。頑張っていきます」と残り31試合、全力を尽くす。

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