レジェンド左腕が新助っ人ゲラを援護射撃!

レジェンド左腕が新助っ人ゲラを援護射撃!

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新しく加入したゲラ投手に、強力な援軍が現れました。“JFK”の一角を担い、岡田タイガースのリーグ制覇に貢献したジェフ・ウイリアムス氏です。日本野球を知り尽くした大先輩からのアドバイスは、とても心強いのではないでしょうか。

新外国人ゲラ 成功のカギ握るジェフ・ウイリアムス氏 キーワードは「性格」と指摘
東スポWEBより)

新助っ投成功のカギはレジェンド左腕――。阪神OBであり、駐米スカウトを務めるジェフ・ウイリアムス氏(51)が、今春の沖縄・宜野座キャンプでも存在感を示した。第3クールから現場を視察し、新外国人のハビー・ゲラ投手(28)らを中心にケア。技術、メンタル、日常生活など各方面での助言でチームを下支えしている。

 この時期の宜野座では恒例の風景だ。2005年、岡田阪神のセットアッパーで伝説のリリーフ陣「JFK(ジェフ・藤川・久保田)」の一翼を担ったウィリアムス氏。駐米スカウトとして獲得した助っ人らを手厚くケアする行動でチームフロントから信頼も厚い。

 25日には中日とのオープン戦(北谷)が行われゲラが実戦デビューを果たした。4回から2番手で登板し1イニングを無安打無失点。先頭・宇佐見に四球を与えたものの、慌てることなく次打者の木下を空振り三振に打ち取った。続く山本との対戦ではけん制で一塁走者を刺し、そのまま右飛に退けて堂々の〝来日初登板〟となった。ゲラに対し、ウィリアムス氏は「しっかり準備してきてくれた。内野手出身で身体能力も高く、彼のスタイルは日本の野球に合う。コーチから学び、チームメートと接する彼のキャラ、性格であれば大丈夫」と心強い言葉でゲラの活躍に太鼓判を押した。

 19日にゲラの初フリー打撃登板を視察した際は、ミエセス、前川に計23球で安打性は3本、直球の最速は157キロというゲラの投球内容に目を細めていた。22日に2度目の登板の場にウィリアムスの姿はなかったが、ゲラは小幡、ミエセス相手に20球、安打性ゼロと上々の調整ぶりだった。

 ジェフ先輩が指摘する「性格」というキーワード。同氏はその好奇心旺盛な「性格」で日本文化になじみ、虎の助っ人投手歴代2位タイの7シーズンに渡ってNPBでプレーした。豪州出身で大学時代から米国へ野球留学した経歴も相まって、異文化に対しての順応性や吸収力が抜群だった。

 日本では神戸の繁華街・三宮のマニアックな隠れ家バーの常連にもなっていたほど。スタッフとも懇意になり日本語や日本文化をどんどん吸収。同店の当時のママは「ジェフが日本に来てるんやったらよろしく言うといてね~。めっちゃナイスガイ。スタッフもみんな大好きやったよ」と今でも話題に上がるほどだ。

 ゲラに無理に「飲みニケーション」を勧めるわけではない。それでも異文化に興味を持ち、なじみ、適応することは成功への鉄板ロードとなるはずだ。

 ジェフは本業の投球についても「MLB使用球は滑りやすい。が、日本のボールは扱いやすい。彼のカット、スライダーには生きてくるだろう。日本の球では変化しづらいツーシームもゲラの場合は変化が落ちていない。ボールに慣れてスライダー系の球種を自在に操れるように磨けばいい」と具体的な助言を送った。レジェンドの言葉は必ず新助っ投の背中を押してくれるはずだ。
    

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