成人の日。新成人とタイガースに明るい未来を

成人の日。新成人とタイガースに明るい未来を

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成人の日を迎え、新しく大人へ仲間入りした若者たちの笑顔でいっぱいの日となった13日。タイガースにも新成人を迎えた若虎たちが、気持ちを新たに成人式に参加したようです。新成人の皆さん、おめでとうございます!タイガースと共に、素晴らしい1年にしましょう!

【虎のソナタ】球児虎と二十歳の若者に明るい未来を 各地で「成人の日」…二十歳の祝典
サンケイスポーツより)

内閣府が発表した資料の中に「成人の日」の説明がある。

「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」

大阪・松原市の会場で「祝い励まされた」のはタテジマ3年目の戸井。甲子園を沸かせた天理の好打者には、真のプロを自覚して、激しい競争を生き抜き、1軍で活躍を。そうなれば、虎党が猛烈に祝い励ますこと、間違いない。

甲子園球場でも「令和7年西宮市二十歳のつどい」が開催された。日本中で祝典があったであろうが、屈指の〝羨ましがられる開催地〟だ。あの「甲子園」で節目を迎えるのだから。

過去には矢野監督(当時)がビデオメッセージで、参加者を激励したことも。トラ番キャップ・須藤佳裕によると「ことしはタイガース関係の〝出演〟はなかったです」とのこと。

以前は、式典の最後に参加者がジェット風船を飛ばすのが恒例になっていた。

「1月に風船を飛ばすのはまた格別です」

そんな二十歳の虎党を取材した記憶がある。甲子園で気軽に風船を飛ばせるようになったら、本当の意味での「コロナ禍」克服になるのかも。

「成人式に特に感想はないんです。式典会場に、同級生がリムジンで乗り付けて、ゲンナリしたくらいで…」

滋賀県草津市のとある会場で祝ってもらったという須藤だが、ド派手な同級生を横目に、他人のフリをして過ごしたとか。〝荒れる成人式〟はどこにもあるようで。

二十歳になったのがつい最近のトラ番・中屋友那は福岡市内で岩貞、伊藤将らの自主トレ取材。高知・四万十市で迎えた成人のつどいの思い出は…。

「スーツは、オトナになったらいつでも着られると思って、めったに着ることができない、はかまを用意したんです。青い、すごくカッコいいヤツでした。でも、コロナの影響で式典自体が中止に。家族との記念写真だけは撮りました。翌年に延期して再度、開催されたんですが、今度は部活動で参加できず。成人の日は、ちょっぴり残念な記憶です」

記憶が最も壮絶なのは、鳴尾浜球場で自主トレを取材した遊軍・上阪正人だ。

「地元(兵庫・宝塚市)の会場で間寛平さんが講演に来てくださって。ところが、その1週間後に、あの阪神大震災に見舞われたんです。ボクの自宅は全壊でした。そこから大変な日々が始まって。成人式の記憶は、震災の記憶でもあります」

まさか、あんな災害が起こるなんて、誰も予想していなかった。震源地の淡路島、そして神戸、芦屋、西宮、宝塚、伊丹…。壊滅状態の街を知らない者も増えてきている。あれから30年。それも仕方がない。

上阪は視察に訪れた川藤前OB会長も取材した。30年前、川藤さんから届いた年賀はがきのお年玉番号が、1等賞と2番違いだった。悔しすぎる記憶。1等は何とサンスポのトラ番の後輩。そんな話題で大騒ぎしていたのが1月16日だった。翌日からの悲劇など知る由もない。

一寸先は…。でも、明るい未来を信じよう。二十歳の若者たちの希望に満ちた世界を。ついでに藤川阪神の栄光も。

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