岡田監督が森下選手に熱血個別指導!

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交流戦を終え、ペナントレース再開までの束の間に、岡田監督は森下選手にマンツーマンで打撃指導を行いました。大山選手も1軍に戻ってきて、さらに2年目の若虎がパワーアップすれば、打線に厚みが出る事は間違いありません。打ち勝つ試合もたくさん見せてください!

【虎将トーク】阪神・岡田彰布監督、森下は「考え方の勘違いをしとんだよな」元三冠王の松中信彦氏から「笑われた言うとった」
サンケイスポーツより)

阪神が交流戦終了から一夜明けた19日、甲子園で全体練習。岡田彰布監督(66)が、ここまで64試合出場、打率・241、6本塁打、29打点の森下翔太外野手(23)に個別指導を施した。岡田監督の主な一問一答は以下の通り。

ーー森下はヘッドが走った状態で捉えられていない

「ヘッドとかお前、リストとか使うてないやんか。何回言うてもな。今年もお前、西武の時とかも室内でアレやったけど、呼んだりして。ずっと一緒やからな。ちょっと言うたくらいじゃ直らへん」

ーーあえて極端なことも

「試合もないから、手を打たんと打てへんもん」

ーー少しは理解を示した

「まだ分からんよ。理解なんか。今までも理解出来へんかったんやから」

ーー3番に入るような選手だからこそ

「これからの選手やからな。アイツが長いこと野球する中で、今のスイングじゃ、絶対無理よ。はっきり言うたるけど」

ーー監督直々指導も珍しい

「珍しいいうか、初めてよ。俺、グラウンドで指導するのなんか、監督になって。前の時も一回もしてない。グラウンドでは。室内で、やったのはあるけど。コーチにこうなってるから言うても聞けへんのか、やれへんのか、それは分からへんけど」

ーーそれだけ状態が深刻

「深刻どころちゃうよ」

ーーあまり教わって来なかった

「考え方の勘違いをしとんだよな。福岡で言われたらしいな。松中(信彦氏)に。なんちゅうティー(打撃)をやってるんですかって、言われたって言うとったわ。平田(ヘッドコーチ)が。アメリカのあんなん、みんな誰もやってませんよって笑われた言うとった」

ーー入団時から、いつかは…と思っていた

「最初はそうでもなかったよ。あんなにそっくり返って打ってないよ。去年でもあんなにそってないよ。今年のキャンプからやろ。オフの間に何をしたかは知らんけど。ピート・ローズのバットまで持って来て。おかしいやろ」

ーー気になっていた

「気になっていたってお前、自分らでわからなアカンやろ、言うてるのは言うてるわけやから」

ーー指導中、森下は下に向けて打っているみたいですと言っていた

「全然、下に向けて打ってないやんか。レベルやんか。感覚がな」

ーーそれぐらい意識してちょうどいい

「悪いのは100直してもアカンよ、120くらいの感覚で直さんと。極端にやらんと直れへんよ。50のヤツに、50しかないのに50を教えても100にはならんよ。120ぐらい教えんと、100には近づけへんよ」

ーーティー打撃ネットの1カ所と、長い棒も森下指導のために準備したのか

「そうや。長い棒を振らせてみ? こんなんして振ってるやろ? 誰が見てもわかるやろ? あれがまともにレベルで振っている感覚なんやから、根本的におかしいやろ?」

ーー以前からこの2日を使って指導する予定だった

「毎日試合があったら、出てたら、なかなかなあ」

ーー一人一人、状態を上げることが前提

「一番伸びしろがあるからな。これからの選手やん、まだ2年目やんか。今のうちにちゃんとした打ち方を覚えたら、長いこと出来るようになるわけやから。試行錯誤しながら試合やってもうたら困るよ、はっきり言うて。そんな感じやったな。毎日毎日、考えながら徐々にとか、そんなんまず自分の形を作ることやんか。そんなん、いちいち5つも6つも考えながら打席なんか立たれへんよ。来たボール打つしかないんやから打席立ったら。そんな考えて打席立っとったら打てるかいな、迷うて。体が反応して打つわけやんか、打席の中で。0・何秒やで。真っすぐと変化球の違いを体の反応で打つしかないわけやからさ。ええスイングを染みこませといたら打てるわけやから」

ーー大山は

「明日からこっち来るよ。ゲラも今日投げて、明日からこっち来るよ。2つ枠あるから、そのために空けてあるから」

ーー和田2軍監督から良くなったという報告は

「良くなったてお前、そら今年良かった時がないわけやから。どのぐらい良くなったのか分からへんで、良くなったて、どういうことや? なに?」

ーー体のキレがと

「キレやんか。キレがないから打てんと思ってる、俺はな。3割打ったら良くなってんの? でも7回アウトになるんやで、7回アウト見なアカンねんで、良くなってる選手でも。そんなバッティングなんか完璧じゃないんやから、良くなってるなんていう言葉なんか使たらアカンと思うわ、俺はな」

ーー元々、これぐらいの時間を

「交流戦上げるつもりなかった。そんなん急に無理やって、急にようならへんって。走り込んだりして、ノックでも受けて、キレ戻すとかそんなことせんと。

(歩きながら)

ーー監督になってボール打ったのも初めて

「久しぶりに汗かいたわ。もうノックバットしか振れへんで」

 

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