助っ人外国人選手やフリーエージェントでの大型補強を行わずに現有戦力の底上げで連覇を目指すタイガース。開幕スタメンには、昨年も甲子園を熱狂させてきた3人の名前が連なります。リーグ最強オーダーで、開幕ダッシュを決めてほしい！
近本、大山、森下開幕戦スタメン起用へ オープン戦最下位も不敵 勝負は本番や アレンパへ自信
（スポーツ報知より）
阪神・岡田彰布監督（６６）が２６日、巨人との開幕戦（２９日・東京Ｄ）にフルメンバーで臨む考えを示した。体の張りで直近２戦連続欠場の近本、下半身の張りで同４戦連続欠場の大山、右足負傷で万全ではない森下の３選手をスタメン起用する方針。甲子園に隣接する室内練習場で行った全体練習後、「開幕は（スタメンで）いくよ。みんなそこに合わせてきたんやからの」と明言した。
「故障まではいけへんけど」と最も心配する近本はこの日もほぼ別メニューで調整したが、大山はフリー打撃後にノックにも参加。森下も打撃練習、守備練習を無難にこなした。３人とも１００％の状態ではないが、開幕に向け「そのために今、何とか状態が上がるようにやっているわけやから」と指揮官。近本は「しっかりと準備して開幕できるように」と話し、大山も「頑張ります」と誓った。
３人が先発オーダーに名を連ねれば負ける気はしない、といったところだろう。オープン戦は３勝１４敗１分けの勝率１割７分６厘で１８年以来の最下位。しかし公式戦は別物だ。一転して勝ちが続けば、「（オープン戦は）遊んどったんやて思うかも分からん」と不敵に笑う。１８年は公式戦も最下位に終わったが、「（昨年）勝ったことによって余計、勝負は本番いうのが分かるやん。勝ち方が分かったらそうなるよ。楽しみやな」と自信満々だ。
７回以降の勝ちパターンは桐敷、岡留、岩崎、ゲラの「４枚でなるべく調子のええもんから使う」と柔軟に起用する方針。練習前には兵庫・西宮市の広田神社へ必勝祈願に出向き、杉山オーナーらと連覇を願った。「一昨日も（オーナーと）飯食っとったんよ。だからまあ、（連覇は）そんな簡単ではない。そら、みんな分かっとることやから」。慢心はない。ただ、自信はある。
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