日本シリーズMVP近本、さらなる進化を求めエゴ宣言!

日本シリーズMVP近本、さらなる進化を求め“エゴ”宣言!

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不動のトップバッターとしてタイガースを牽引してきた近本選手。来季はそのベースを踏襲した上でさらなる進化を求め“エゴイスト“への挑戦を口にしました。自分の感性に対して素直に、打てると思ったボールはどんどん振っていくことで、成績もさらに向上するのではないでしょうか。

阪神・近本光司、プレーに「エゴ」響かせる! 「今年と同じようにしていても成長はない」
サンケイスポーツより)

【ホノルル(米ハワイ州)17日(日本時間18日)】
阪神・近本光司外野手(29)が、リーグ連覇を目指す来季へ向け「エゴを出して」プレーすると明かした。今季は、ある意味では自分自身を抑えてつかんだ「アレ」だった。優勝旅行も残りわずか。浜辺でウクレレを手にしながら来季へと思いをはせ、成長のためにも感じるままに快音を〝奏でる〟と誓った。

青い海が、南の島の日差しが、近本のココロとカラダをもう一度解き放った。こうやって弾いてくれと指示されて、奏でる音楽もいい。でも、来季さらなる高みを目指すのなら、自身のフィーリングに頼って快音を響かせたっていいはずだ。

「もう少し、エゴ出していってもいいのかなと思います。自分がやりたいことやってもいいのかな、と。それでどういう結果が出るのか。それでどうやって勝たせるかというのも大事だと思う」

ビーチをバックにウクレレを手渡されての撮影に応じ、思うままに語った。もちろんポロロ~ン♪と一曲弾いたりはしなかったが、来季は思うままに白球を弾かせてもらうつもりだと、太平洋のど真ん中で言い切った。

ボール球を見極めるチーム方針が、リーグ最多の494四球、555得点と「アレ」につながったことは間違いない。だが、近本は「これからのタイガースを思ったら、打った上で四球を取らないといけないし、打った上でチームを勝たせないと」とも語る。岡田監督からの信頼は厚い。今季も12球団トップの得点圏打率・374を誇ったように、〝方針を超えた〟躍動が求められていると自覚している。

近本の考える「エゴ」とは「日本シリーズみたいな感じ」だという。オリックスとの関西ダービー7試合で、打率・483(29打数14安打)をマークし最高殊勲選手(MVP)に輝いた。「狙い球だろうが狙い球じゃなかろうが、打てるっていう認識だったときに打ちにいっていいかなと」。あの感覚、感性で2024年にも切り込む。

V旅行を振り返り「思ったよりも暑いですね。日差しが…」と目を細めるが、「野球を完全に忘れるというのは、たぶんみんなないと思う。あくまでプロ野球選手なので、そこの責任はある」という言葉が頼もしい。帰国後は本格的にトレーニングを始動し、自主トレの準備を進める。

「今年そういうの(エゴ)を抑えて優勝したので、それと同じようにしていても成長はないし、チームとしても変わらないと思う」

思うままに打つ。近本の「エゴ」が、虎をまた強くする。

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