今シーズンの日本生命セ・パ交流戦が6月22日に幕を閉じ、阪神タイガースは8勝10敗の成績で交流戦を終えた。セ・リーグ全体が苦戦する中、阪神は健闘を見せ、藤川球児監督の采配が際立った。
交流戦序盤、阪神は好調な滑り出しを見せた。特に6月3日の日本ハム戦では、先発の村上頌樹が好投し、1-0で勝利を収めた。村上は交流戦で3試合に登板し、0勝1敗ながらも防御率2.25と安定した投球を見せた。
しかし、交流戦中盤には7連敗を喫するなど、苦しい展開もあった。特に6月10日からの楽天戦では、打線が沈黙し、連敗が続いた。藤川監督はこの間、若手選手の起用や打順の組み替えなど、積極的な采配を見せたが、結果には結びつかなかった。
それでも、交流戦終盤には持ち直しを見せた。6月19日のロッテ戦では、先発のデュプランティエ投手が見事な完封劇で2-0で勝利。続くソフトバンクとの3連戦では、1勝2敗と負け越したものの、随所にいいプレーを見せてくれた。
藤川監督の采配で特筆すべきは、投手陣の起用法だ。先発投手を早めに降板させ、中継ぎ陣を積極的に投入することで、試合の流れを引き寄せる場面が多く見られた。また、打線では佐藤輝を4番に据えるなど、昨季からの組み替えが功を奏した。
一方で、課題も浮き彫りとなった。特に、交流戦中盤の連敗中には、打線のつながりが欠け、得点力不足が目立った。また、守備面でもミスが重なり、失点につながる場面があった。
セ・リーグ全体が苦戦する中、7連敗を喫しながらも首位をキープできた事はラッキーではある。パ・リーグが上位6チームを独占した結果は、セ・リーグ全体として日本シリーズを迎えるまでの大きな宿題となった。
今後、リーグ戦が再開される中で、阪神が交流戦で得た経験を生かし、さらなる飛躍を遂げることが期待される。特に、若手選手の成長や、打線のつながりの強化が鍵となるだろう。藤川監督の手腕に、引き続き注目が集まる。
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