好き放題走られまさかの大逆転負け・・・。

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1点を争う試合展開から一転、8回に3盗塁を許す守乱から一挙4失点。自滅で逆転負けを喫してしまいました。勝つためにやるべき事をきちんとやり通さない選手達に、岡田監督も激怒・・・。カミナリを落とされた選手達はしっかり反省して、課題をクリアにしてほしいですね。

阪神・岡田彰布監督、ブチ切れ 走られ放題…八回3盗塁許し4失点 バッテリーエラー連発で鯉に逆転負け
サンケイスポーツより)

(セ・リーグ、広島7-5阪神、13回戦、6勝6敗1分、4日、マツダ)
走られすぎや-。阪神は逆転負けで3位に後退した。3-3の八回に3盗塁を許して勝ち越されるなど、今季ワーストの1試合4盗塁を献上し、岡田彰布監督(66)は「けん制もせえへん」とブチ切れモード。2暴投などバッテリーのミスで失点し、首位広島とのゲーム差は3に広がった。もう一度引き締め直して、5日からのDeNA戦(甲子園)に臨む。

隙を突かれまくった。一時逆転に成功した勢いはしぼみ続け、最後は新井鯉に屈した。試合後、岡田監督は怒気を帯びた顔つきでベンチ裏の通路にやってくると、〝ブチ切れモード〟で厳しい言葉を並べた。足を絡めた攻めを食い止めるためにも、ナインの工夫する姿が見たかった。

「けん制もせえへんねんから。初球あれだけやられてるのに、けん制もせえへんもん」

カープの〝足攻め〟に流れをもっていかれたのは、3-3の八回1死一、二塁。島本からスイッチした石井が石原に初球124キロのカーブを投じると、二走・羽月が三盗に成功。ピンチを広げ、その後1死満塁で菊池は空振り三振に仕留めたが、堂林に投げた外角低めへの135キロスライダーを梅野が止められず。三塁側に白球が転がる間に羽月の生還を許し(記録は暴投)、痛恨のバッテリーエラーで勝ち越された。

この回、羽月には二盗も許し、野間の二盗も合わせて1イニング3盗塁を献上し、一気に4点を失うことになった。

「前と一緒やんか、初球秋山にホームラン打たれて。同じことやんか、初球、初球って」

怒れる虎将が初球の重要性を説くために例にあげたのは、4月30日の広島戦(マツダ)。この一戦で先発・村上が秋山に直球を捉えられ、初球先頭打者本塁打を食らった。試合は逆転勝ちしたが、不用意な一球だった。

この日も秋山には村上が一回の第1打席で右前打、三回の第2打席も右前打を許したが、いずれも初球だ。さらに、初球にまつわる負の連鎖はほかにも。一回無死一塁で続く矢野の初球にエンドランを仕掛けられ、打者は空振りだったが、梅野の二塁への悪送球の間に三進され(記録は盗塁と失策)、先制打を浴びた。

3-1の四回1死二、三塁では、村上が暴投で失点した。石井と梅野は足早にチームバスへと乗り込んだが、バッテリーの創意工夫の必要性を語気を強めて求めた虎将の思いに応えるためにも、この日の悔しさを糧にするしかない。これで先制されると13連敗という屈辱も加わり、首位広島とは3ゲーム差に広がり、DeNAが勝利したため、3位に後退した。

「次、1点取らんとやられるでって、もう三回から言っとったよ。何の細工もないもんな、やられるパターンや、こんなもん。見とったら分かるやろ。1点取らんかったらやられるでって。三回に言うたわ、三回に」

 

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