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エース青柳がまさかの大炎上。敗戦から見出す光明

エース青柳がまさかの大炎上。敗戦から見出す光明は

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“鬼門”ハマスタに、またも飲み込まれてしまいました。エースの青柳投手がまさかの大炎上で5回KO、最終的大量8失点での完敗です。大敗の中にも、途中出場したサトテルの活躍は一筋の光明です。気持ちを切り替えて、また首位奪取へ向けて頑張ってほしいです。

DeNA打線の重圧にのみ込まれた青柳晃洋、光は途中出場した佐藤輝明の必死さ
日刊スポーツより)

現役時代は阪神一筋22年、4番や「代打の神様」として活躍した日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏(53)が試合をチェック。ポイントを振り返ります。

<DeNA8-3阪神>◇14日◇横浜

青柳はDeNA打線の重圧に崩され、3回り目につかまりました。序盤は無失点に抑えましたが、いい当たりをされたり、ジャブを受け続けて圧力を感じていたと思います。逆転を許した5回は慎重になりすぎて3連続四死球を与え、ハマスタでめっぽう強い相手にのみ込まれました。以前のDeNA打線は淡泊でしたが、今はつながりがあってしぶとい。阪神が開幕3連勝した時とは違い、チーム状態も上がっている。残る2戦も大竹や才木が、相当粘り強く投げないと抑えるのは簡単ではありません。

敗戦の中で光を感じたのは佐藤輝の攻守でした。5回途中で青柳がKOされると、岡田監督は2番手富田を渡辺諒に代えて3番に入れ、9番三塁に佐藤輝を入れました。イニング途中のこうした出方はほぼ初めてじゃないですか。でもいきなりきた伊藤の三塁線へのゴロを横っ跳びで好捕し、一塁への正確な送球でアウトにしました。急に守りにいって集中力がないとできないプレーで、これまでにない必死さを感じました。

前日13日の巨人戦で今季初めてスタメン落ちし、代わった渡辺諒がヒーローになりました。この2日間のテレビ中継でも、何度も2人の対照的な姿の画(え)が抜かれ、本人もまた映されてるわとベンチで悔しかったと思います。これも3年目で味わう初めての経験だと思います。でも腐らず出番に備えて集中力を研ぎ澄ませていた。7回に打席が回り、いい当たりではなかったけど右前に持っていきました。食らいついた分、ヘッドが利いていたので外野に抜けました。野球とはこういうもんだと思います。

前日の代打もそうですが、岡田監督の起用にも早く復活のきっかけをつかんでほしい意図を感じます。この日のようながむしゃらさを忘れずプレーすれば、道は開けていくはずです。

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