好投手を擁するチーム同士の激突、ロースコアの試合が続くものという予想が大勢を占めた今年の日本シリーズは、誰もが想像さえしなかった大差のゲームが続く出足となりました。これだけ大敗だと、気持ちの切り替えもすぐにできるのではないでしょうか。明日からは甲子園での3連戦、一気に勢いに乗りましょう!
岡田彰布監督、第1戦と真逆のスコアで敗戦も「1勝1敗でええと思ってた」とサバサバ
(スポーツ報知より)
◆SMBC日本シリーズ2023第2戦 オリックス8―0阪神(29日・京セラドーム大阪)
第2戦はオリックスが大勝し、対戦成績を1勝1敗のタイとした。
8―0の第1戦と真逆のスコアで敗れたが、敵地で五分のスタートは合格だ。阪神・岡田監督は「えらい極端な2試合になったなあ」と笑うと「1勝1敗でええと思ってた。まあ、甲子園帰ってからや」と気持ちを切り替えた。すでに視線は本拠地での第3戦以降へ。サバサバとした表情に“短期決戦モード”が漂った。
完封負けに「後手後手に回ってるから。もう、ああいう展開なったらアカンよ」とあっさり。四球や3失策が絡み、今季6度しかなかった8失点以上となったが、試合内容を厳しく戒めることも多い指揮官は「しゃあない。もう勝ち負けだけよ」と受け止めた。気になる点だけを淡々と指摘した。
「結局、ずっと森下がキーになってるからな。初回もそうよ、何でゴロ打たんのやろな」。4打数無安打の森下は初回1死一塁で右飛。ランエンドヒットで走者を進められず、4回無死一塁でも遊ゴロ併殺打に倒れた。第1戦の初回の見逃し三振の併殺と合わせ、3度も一塁走者の中野のスタートを生かせなかった。
初回の守りでは、審判に猛抗議する場面があった。1死一塁から森の一塁線へのゴロを球審がフェア、一塁塁審がファウルと判定。審判団が集まって協議した結果、ファウルになったが、本来は併殺を奪えたはずだっただけに、黙ってはいられなかった。判定が分かれた場合は協議して決める規則があることに「初めて聞いたわ。ベースまでは主審の判断ちゃうの」と不満を口にしたが、それも「シリーズやから、もう何も言わん」と最後は笑って引き下がった。
連夜のスコアを自身の背番号80にかけ「番号的に(前夜は)よかったなと思ったけど」と余裕の笑み。甲子園では今季36勝23敗3分けの勝率6割1分で、CSも3連勝している。京セラDでは今季10試合目で初めて負けたが、“本番”に向け、舞台は整えた。
◆公認野球規則8・03(c) 一つのプレイに対して、2人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し、その結果、通常球審が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。※一部略
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