リーグ最下位のドラゴンズを相手に、あまりにも覇気のない試合となってしまいました。力投の伊藤将をまたしても見殺しにしてしまい、たった3安打での完封負けに、スタンドを埋めた虎キチからは怒号が飛び交いました。悪い雰囲気を断ち切って前半戦を終えてほしいです。
阪神、初対決の中日先発・メヒアを打ちあぐねて3連敗
(サンケイスポーツより)
(セ・リーグ、阪神0―3中日、14回戦、阪神8勝6敗、16日、甲子園)ドロドロとした負の連鎖は一夜明けても終わらない。打線がゼロ行進を続け、五回まで3安打無得点の貧打ぶりで最下位・中日に苦戦を強いられてしまった。15日の同戦は痛恨の逆転負けを喫し、試合後の囲みを拒否した岡田監督の怒りはおさまりそうにない。
「大事というか、最後やからなあ、区切りの。別に見極めが大事なんでないよ。選手の力は、これだけやったらだいたいわかるわけやから。後半戦に向けてのベストメンバー、まあけが人も帰ってくると思うからな。そういうことやんか」
オールスターブレーク前最後のカードとなる中日3連戦を前に、指揮官は大切な節目と強調していた。だが、気持ちよくシーズン前半戦を締めくくれない試合展開となった。初対決の中日先発・メヒアを打ちあぐね、0-0の三回先頭で坂本がチーム初安打となる中前打を放つも、後続が倒れて無得点。四回に先制を許し、0-1の五回2死満塁の絶好の得点機では森下が左飛に倒れた。佐藤輝は五回無死一、二塁の打席では直球に振り遅れ続け、最後は詰まらされての中飛に倒れた。
「(囲み取材は)なしや言うてんねん」と怒りをあらわにした15日の同戦は守護神・岩崎がコンディション不良で起用できず、15試合ぶりの失策が失点に絡んだ。不動の中堅、近本も右肋骨(ろっこつ)骨折の負傷から復活を目指し、鳴尾浜で徐々に練習の強度を上げている段階だ。セ・リーグ開幕から快進撃の岡田阪神を支えてきた主力のアクシデントが重なり、単独首位ターンも消えた。
この日のグラウンド入りの際、虎将は前夜の敗戦について「自滅よ、自滅」と振り返った。試合開始前の時点で、2位DeNA、3位広島とはともに2ゲーム差に迫っている。走者さえ出れば、熟練のタクトで岡田監督はあの手この手を繰り出し、1点をもぎとりにいこうとしたが、今季11度目の零封負けを喫し、チームは今季3度目の3連敗に…。
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